スーパーでいちごパックを手に取ると、ついため息が出てしまう今日この頃。「去年はこんなに高くなかったのに…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
2025年、いちごの価格高騰には明確な理由があります。
この記事では、なぜいちごが高くなっているのか、その背景と、高くても賢く美味しくいちごを楽しむ方法をご紹介します。
家計に優しいいちごライフのヒントが見つかりますよ。
え?いちごがこんなに高いの!?2025年の現実
スーパーで驚くいちご価格の推移を解説。2020年から2025年にかけて、いちごパックの価格は約2倍に高騰。ブランドいちごは1パック800円を超える現実と、いつからこの値上がりが始まったのかを探ります。
スーパーでびっくり!いちご価格の今と昔
「え?このパック、1パック580円?」 数年前なら300円台で買えていたいちごが、今や500円を超えるのは珍しくありません。特に2025年に入ってからは、さらに価格が上昇しています。
2020年頃は、セール時なら1パック250円程度で買えることもありましたが、今ではそんな価格を見ることはほとんどなくなりました。平均的なスーパーでの1パック(約300g)の価格を比較してみると、以下のような変化が見られます。
- 2020年:平均300~350円
- 2022年:平均350~450円
- 2024年:平均450~550円
- 2025年:平均550~650円
特に「あまおう」や「とちおとめ」といったブランドいちごは、1パック800円を超えることも珍しくありません。
いつからこんなに?いちご価格上昇の軌跡
いちごの価格上昇は、実は少しずつ進行していました。2022年頃から徐々に値上がりし始め、2023年以降は上昇スピードが加速しています。
特に例年1月から3月にかけては「いちごの季節」として比較的手頃な価格で楽しめていましたが、2025年は「いちごの季節」に入っても価格が下がらないという異例の状況となっています。
いちごが高くなった3つの理由、実はこんなことが…
異常気象による収穫量減少、エネルギー価格高騰による輸送コスト増加、そして深刻な人手不足。いちご価格上昇の背景にある3つの要因を分かりやすく解説し、価格上昇が避けられない現状を明らかにします。
お天気の変化がいちご農家さんを直撃
いちご価格高騰の最大の理由は、異常気象による収穫量の減少です。
2024年の夏から秋にかけての長雨や台風の多発、そして冬の急激な気温変化がいちごの生育に大きな影響を与えました。いちごは気温や日照の変化に敏感な作物で、特に花が咲く時期の天候不順は収穫量を大きく左右します。
「例年の7割程度しか収穫できていない農家もある」と言われており、供給量の減少が価格上昇に直結しています。また、気候変動の影響で病害虫の発生パターンも変化し、従来の防除方法が効きにくくなっているという問題も出ています。
ガソリン高騰で運ぶのにもお金がかかる時代に
いちごの価格上昇には、生産コストの増加も大きく影響しています。
特に2024年後半からのエネルギー価格の高騰は、いちご栽培に必要なハウスの暖房費を押し上げました。いちごは冬場にハウス内の温度管理が重要で、燃料費の上昇は直接的に生産コストに響きます。
さらに、輸送コストも大幅に上昇しています。ガソリン価格の高騰に加え、運送業界の人手不足も深刻化しており、輸送費は3年前と比べて約20%上昇したと言われています。
いちごは傷みやすい果物なので、丁寧かつ迅速な輸送が必要であり、その分コストがかかるのです。
人手不足でいちご農家さんの苦労は続く
いちご栽培は、機械化が難しく手作業に頼る部分が多い農作業です。特に収穫は一つ一つ手で摘む必要があり、労働集約的な作業となります。
しかし、農業全体で深刻な人手不足が続いており、いちご農家も例外ではありません。高齢化による農家の減少、後継者不足に加え、外国人技能実習生の減少も大きな要因です。
人件費の上昇は避けられず、「5年前と比べて人件費は約30%上昇している」と言われています。いちご栽培を続けるためには、価格に人件費の上昇分を反映せざるを得ない状況なのです。
高くても諦めない!いちごを賢く買う方法
曜日や時間帯で変わる価格帯を活用し、規格外いちごを上手に利用するコツを紹介。スーパーや直売所の価格比較や、お得に購入できる隠れた方法で、高騰しても賢くいちごを楽しむ秘訣を伝授します。
曜日と時間で変わる!お得にいちごを買うコツ
いちごを少しでもお得に購入するには、「いつ」買うかが重要です。
多くのスーパーでは、週に2~3回、青果の入荷日を設けています。入荷日の午後(特に15時~17時頃)が最もいちごの品質が良く、選択肢も多い時間帯です。また、週末に向けて価格が上がる傾向があるため、火曜日や水曜日の方が比較的お得に購入できることが多いでしょう。
逆に避けたい時間帯は、平日の夕方18時以降と土日の午後です。この時間帯は品薄になりがちで、良い商品を選びにくくなります。
また、閉店1時間前になると値引きシールが貼られることもありますが、いちごの場合は傷みやすいため、見た目をしっかり確認して購入するようにしましょう。
見た目はイマイチでも味は抜群!規格外いちごの活用法
完璧な形や大きさでないため、通常の流通ルートに乗らない「規格外いちご」を利用するのも賢い方法です。
最近では、産直市場や農家の直売所、さらにはネット通販でも「訳あり」「規格外」いちごを購入することができます。形は不揃いでも、味は通常のものと変わらないことが多く、価格は2~3割安くなっています。
特におすすめなのは「冷凍用いちご」です。最初から冷凍保存用として販売されているため、見た目よりも味を重視して選別された商品が多いのが特徴です。ジャムやスムージー、ケーキのトッピングなど、調理して使う場合はこうした商品を選ぶと家計にやさしいでしょう。
近所のスーパーまるわかり!いちご価格比較リスト
同じ地域でも、店舗によっていちごの価格は大きく異なります。以下は一般的な傾向です。
- ディスカウントスーパー:比較的安価だが、鮮度にばらつきがあることも
- 高級スーパー:価格は高めだが、品質が安定している
- 地域密着型スーパー:地元農家からの直接仕入れで新鮮さがウリのところも
- 生協・共同購入:予約制で安定した価格で購入可能
また、同じチェーン店でも立地によって価格設定が異なることがあります。例えば、オフィス街の店舗は夕方に値引きが多い傾向にあります。
定期的に複数の店舗をチェックして、自分の地域でいちごが安い曜日や店舗のパターンを把握しておくと、お得に購入するチャンスが増えますよ。
少しのいちごで大満足!家庭で楽しむアイデア集
少量でも満足感を得られる食べ方や、冷凍保存で長く楽しむ方法を紹介。ヘタの取り方から食べ頃までの豆知識、少ない量でも最大限に楽しめるアレンジレシピまで、家庭でのいちご活用術が満載です。
4粒でも幸せ♪いちごを100%楽しむ食べ方
高価ないちごは「少量でも最大限に満足感を得られる食べ方」がポイントです。
まず基本は、いちごそのものの味を楽しむこと。良質ないちごは常温に戻してから食べると、甘みと香りが際立ちます。洗ったあと、ペーパータオルでやさしく水気を拭き取り、15分ほど室温に置いておくと、冷蔵庫から出したての時よりも格段に美味しく感じられます。
少量のいちごを最大限に楽しむアイデア
- 薄くスライスしてトーストにのせる:1粒でも存在感アップ
- バニラアイスやヨーグルトにトッピング:2~3粒で贅沢感
- チョコレートフォンデュ:少量でもパーティー気分
- いちごミルク:1~2粒をつぶして牛乳に混ぜるだけ
また、いちごのヘタの取り方も重要です。
ヘタを円錐状に深めに取ると、苦味の元が取り除かれて甘さが際立ちます。高いいちごだからこそ、一粒一粒を大切に、最高の状態で味わいましょう。
冷凍保存でいつでもいちごタイム!長持ちの秘訣
いちごは傷みやすい果物ですが、適切な方法で冷凍保存すれば、風味を損なわずに長期保存が可能です。
【いちごの冷凍保存の手順】
- いちごをよく洗い、水気をしっかり拭き取る
- ヘタを取り除く
- バットに並べて1時間ほど予備凍結させる(くっつかない工夫)
- 冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて密閉する
この方法で冷凍すると、約1ヶ月は美味しく保存できます。解凍せずにそのまま冷凍状態で食べると、シャーベットのような食感を楽しめますよ。
冷凍いちごの活用法
- スムージーの材料(冷凍のまま使用可能)
- ジャム作り(解凍後に)
- 自家製アイスやシャーベットの具材
- ヨーグルトのトッピング(半解凍で)
特に旬の時期に比較的手頃な価格でいちごが手に入ったら、まとめて冷凍保存しておくと、オフシーズンにも楽しめて経済的です。
みんなどうしてる?いちご高騰時代の乗り切り方
いちご狩りのコスパ分析や、品種別の最盛期を知って効率よく購入する方法を紹介。二期なりの時期を狙う知恵や、長持ちさせるコツなど、高い時代を乗り切るための実践的なアイデアをお届けします。
「いちご農園で摘み取り体験」のコスパは実際どう?
いちご狩りは単なるレジャーではなく、経済的な選択肢になる可能性もあります。
多くのいちご農園では、30分~40分の食べ放題で大人1人1500円~2000円程度(時期や地域により変動)の料金設定になっています。上手に食べれば、スーパーでいちごを購入するよりもコスパが良くなることも。
特に家族連れの場合は、子どもの料金が割引になる農園も多く、「家族4人で行って、お土産用に別途購入するよりも安上がりだった」という声も聞かれます。
ただし、単純な経済比較だけでなく、新鮮ないちごを味わう体験や、収穫の喜びを味わう価値も含めて考えるといいでしょう。特に子どもがいる家庭では、食育の機会としても貴重な経験になります。
予約制の農園が多いので、計画的に利用するのがポイントです。また、平日の方が週末よりも混雑が少なく、ゆっくり楽しめることが多いでしょう。
高いいちごを最大限楽しむための季節の知恵袋
いちごは種類によって最盛期が異なります。それぞれの品種の最盛期を知っておくと、比較的お得に美味しいいちごを楽しめます。
【主ないちご品種と最盛期】
- とちおとめ:12月~3月
- あまおう:1月~4月
- さがほのか:12月~5月
- 紅ほっぺ:12月~5月
- スカイベリー:1月~5月
また、いちごは「二期なり」という現象があります。収穫のピークが一度過ぎた後、再び多く実がなる時期があり、この時期は比較的価格が落ち着くことがあります。
地域によっては3月下旬から4月にかけて一時的に値下がりする傾向があるので、この時期を狙って購入するのも一つの方法です。
他にも、いちごを長く楽しむための工夫があります。
- 実が詰まって色鮮やかな「日持ちするいちご」を選ぶ
- 購入後はすぐに洗わず、使う直前に洗う
- 冷蔵庫で保存する場合は、キッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れる
- いちごが少し傷んできたら、すぐにジャムやソースに加工する
いちごの価格が高くても、上手に選んで保存し、最後の一粒まで無駄なく使い切ることで、限られた予算内でも十分に楽しむことができます。
まとめ
2025年のいちご価格高騰は、気候変動、輸送コスト上昇、人手不足など複合的な要因によるものです。
高くなったいちごを諦めるのではなく、賢く購入し、大切に味わう工夫をすることで、家計に優しくいちごライフを続けることができます。旬の時期を狙った購入、冷凍保存の活用、少量でも満足感を得られる食べ方の工夫など、ちょっとした知恵で高価ないちごも十分に楽しめます。
これからもいちごの甘い香りと味わいを、楽しんでいきましょう。
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